冬季に屋外で作業をする事があるのですが、寒いので暖をとることが必要となります。
以前は使い捨てカイロを使っていたのですが、すぐにぬるくなってしまい長持ちしません。
使い終わった後のゴミの処理の手間や、費用がかさむので不満でした。
他にいいものはないかと調べて、その時ハクキンカイロというものを知りました。
ですが、当時20代だった私はハクキンカイロのトレードマークであるおじさんマークを見て
「ちょっとダサいな」と感じてしまい、購入をためらっていました。
そんな時、ZIPPOハンディウォーマーが発売され、当時ZIPPOにハマっていた私はすぐに飛びつきました。
熱量が高いので暖かく、ZIPPOロゴが格好良かったこともあって愛用していましたが
結婚に伴う引越しで借家に移った際に手放してしまいました。
最初に発熱させる際に裸火が必要ですが、賃貸では裸火は扱いづらいためです。
しばらく代替案を探していましたが、適当なモノが見つからず困りましたが
たまたまハクキンカイロの裸火を使わない点火方法を知り、これならと再びハクキンカイロを購入しました。
以前のZIPPOハンディウォーマーの使用経験も併せてハクキンカイロを紹介していきます。
本当はZIPPOハンディウォーマーにしたかったのですが、以前はハクキンカイロのOEMだった仕様が
現在は変わっており、ハクキンカイロと部品の互換性が無くなっています。
交換部品の入手が限られてしまうため、購入は見送りました。
ハクキンカイロ STANDARDの特徴
- 高い発熱量を長時間発し続けてくれる
- 繰り返し使える
- クリーンなエネルギー
高い発熱量を長時間発し続けてくれる
ハクキンカイロの発する熱量は使い捨てカイロの約13倍で、とても温かいです。
マイナス40℃まで使用でき、氷点下の環境でも一定の温度を長時間持続してくれるので
特に寒さの厳しい地域での作業やアウトドアレジャーで活躍してくれます。
高い熱量に対し燃料の消費はわずかで、12時間の発熱で12.5ml、24時間の発熱で25ml となります。
繰り返し使える
ハクキンカイロは燃料(ベンジンやジッポーオイル)を補充すれば繰り返し使用できます。
使い捨てカイロのように使うごとにゴミが出ないので、環境に優しいです。
また、永久保証を謳っていて、火口の交換など適切なメンテナンスをすれば半永久的に使えます。
ハクキンカイロは一貫して点火に必要な火口の互換性を持たせていて、いつまでも使えます。
機能を維持するためには火口は1〜2シーズン、本体の中に詰まっている中綿は5〜10年くらいで
交換が推奨されています。
クリーンなエネルギー
温かくなるしくみはベンジンの気化ガス(水素)がプラチナと接触して発熱する化学原理によるもので
直接ベンジンに火をつけているわけではありません。
マッチやライターを用いるのは、プラチナの触媒反応を開始させる温度を与えるためです。
気化したベンジンがプラチナの接触作用により、「炭酸ガスと水」に分解され、
そのとき発生する酸化熱を応用した、環境にとても優しい、安全でクリーンなハイテクカイロです。
以上の特徴から、環境に優しい製品としてSDGsの観点からも注目されています。
気になるところ
- 燃料の準備が必要
- 発熱させるのに火気が必要
燃料の準備が必要
燃料(ベンジンやジッポーオイル)を常備する必要があり、管理に手間がかかります。
ジッポーを所持している方は保管しておいて、ジッポー(火を起こす道具)とハクキンカイロ(保温器具)で
災害に備えるという考え方もできます。
ジッポーオイルなら1つの燃料で両方に使用でき、省スペースと管理の手間を減らせます。
発熱させるのに火気が必要
前述したとおり、発熱させるためには触媒反応を開始する温度が必要となります。
説明書ではライターで炎を当てて反応を開始させるとありますが、賃貸住宅では裸火の扱いが難しいです。
この問題の対策として、USB充電の電子ライター(電熱式)で点火しています。
安全のため、オイル計量カップと一緒に金属ケースに入れて保管しています。
まとめ
とても温かく、繰り返し使えて環境にもやさしいハクキンカイロ Peacock
使い捨てカイロを都度用意する必要がないので、シンプルな生活にマッチすると思っています。
寒い冬のお供にいかがでしょうか?
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