これまで使っていたCIO NovaPort TRIOは直挿し型で、コンセントが緩い我が家では落ちてしまうことがありました。
さらに最近はUSB-C対応の機器が増えた一方で、microUSBが必要な機器もまだ多く、ポート構成に悩む場面も少なくありません。
また、シェーバーなど専用ACアダプターが必要な家電や、季節によって使うサーキュレーターなど、**「コンセントが足りない」**という日常的な小さな不便も感じていました。
こうした問題をまとめて解決できる方法はないかと探していたところ出会ったのが、CIO Polaris CUBE Built in CABLEです。
USB-CとUSB-A、そして追加のACコンセントを搭載し、持ち運びが必要なシーンにも対応できるサイズ感。
「普段の暮らしをすっきり整えながら、必要なときに柔軟に使える」——そんな点に惹かれて導入しました。
Polaris CUBE Built in CABLEの基本スペックと特徴
CIO Polaris CUBE Built in CABLEは、USBポートとACコンセントを備えた多機能充電器です。
最大出力は67Wで、ノートPCやスマートフォンなど複数のデバイスを同時に充電できます。
1台でデスクまわりをすっきりまとめられるのが特徴です。
製品の詳細な仕様は、CIO公式サイトで公開されている情報をもとにまとめました。
(出典:CIO公式サイト|Polaris CUBE Built in CABLE)
主要スペック(公式情報より)
項目 | 内容 |
---|---|
製品名 | CIO Polaris CUBE Built in CABLE |
出力 | 最大67W(USB-C×2、USB-A×1) |
ACコンセント | 2口(合計最大1400Wまで対応) |
ケーブル長 | 約55cm(固定式・リール収納対応) |
プラグ形状 | スイング式・収納可 |
サイズ | 約90×60×41.2mm |
重量 | 約220g |
カラー | ブラック/ホワイト |


ケーブル収納と扱いやすさ
本体側面にはケーブルリールがあり、電源ケーブルを巻き付けて収納できます。
持ち運ぶ際もケーブルがばらつかず、すっきりとした形にまとまります。
さらに、本体の差込口にプラグを固定して収納できるため、バッグの中でも引っかかりにくく、携帯時も安心です。

また、プラグはスイング式構造を採用しており、差し込み方向を自由に調整可能。
壁際や狭いスペースでも柔軟に配置でき、据え置きでも持ち運びでも扱いやすい設計になっています。
シンプリストに合うポイント
- ケーブルとプラグを本体内にまとめて収納できる
- USBとACを1台に集約し、配線をシンプル化
- 使わないときはコンパクトに、使うときは柔軟にという設計思想
この一台があれば、日常の充電環境を整えつつ、持ち物も減らせます。
“必要な機能だけをコンパクトにまとめた”という設計が、シンプリストの暮らしに自然と馴染む多機能充電器です。
実際に使って感じたメリット
Polaris CUBE Built in CABLEを使い始めて感じたのは、使う場所を選ばず、自分の作業環境を保てる安心感でした。
以前使っていたNovaPort TRIOは直挿し型のため、壁際や家具の裏などではケーブルの取り回しが難しく、差し込みが不安定になることも。
Polaris CUBE Built in CABLEはケーブル一体型なので、どんな位置のコンセントでも使いやすく、作業スペースに合わせて自由に配置できるのが大きな違いです。
環境を選ばない使いやすさ
特に便利だと感じるのは、コンセントの位置に左右されない柔軟さです。
ホテルやカフェなど、コンセントが奥まった場所やベッド脇にあるようなシーンでも、
ケーブルを伸ばして手元に本体を置いたまま複数デバイスを充電できます。
この自由度は、作業姿勢や設置場所を変えずに使えるという意味で、
「いつもの環境をそのまま保てる」――そんな安心感につながっています。
まとめて充電できる便利さ

USB-C×2、USB-A×1、ACコンセント×2という構成で、
スマホやイヤホン、ノートPCなどを1台でまとめて充電できます。
季節家電やシェーバーのようにACアダプターが必要な機器も同時に使えるため、
机まわりや旅行先での「コンセントが足りない問題」も解消します。

私の環境ではUSB-Aポートを2つ使う機器(デスクライトとmicroUSBケーブル)があるため、
ACコンセント部分に別のUSB-A充電器を挿してポートを増設しています。
このように、Polaris CUBE Built in CABLEのACポートを活かすことで、用途に合わせた柔軟な拡張も可能です。
複数の充電器や延長タップを並べる必要がなくなることで、見た目も気持ちもすっきりします。
使う場所になじむデザイン
本体は横長のコンパクトデザインで、机の上に置いても存在感を主張しません。
ケーブルをリールに巻き付けておけるため、使っていないときの見た目も整いやすいです。
ブラックとホワイトの2色展開で、デスクや部屋の雰囲気にも合わせやすい点も好印象。
“使うときも整って見える”“使わないときもスッキリしまえる”——
そんな設計思想が、シンプリストの暮らしと相性の良い理由だと感じます。
安定した接続感
直挿しタイプの充電器で気になっていた「コンセントの緩み」も解消されました。
Polaris CUBE Built in CABLEはケーブルで接続する構造のため、差し込みが浅くなる心配がなく、安定して使えるのが大きな安心感です。
特に築年数の古い住宅では、この構造の違いが使用感に直結します。
Polaris CUBE Built in CABLEの魅力は、使う場所を選ばず、自分の環境をそのまま保てることにあります。
コンセントの位置や数に左右されず、必要な機器をまとめて接続できる柔軟さ。
そして、机の上でも旅先でも、見た目を乱さず整った状態を維持できる点が気に入っています。
USBポートとACコンセントをどちらも備えた充電器は、選択肢が少ないのが実情です。
そのなかでPolaris CUBE Built in CABLEは、USBとACを1台にまとめつつ、持ち運びやすさも両立している数少ない製品。
“環境が変わっても整う”という安心感を与えてくれる道具だと感じています。
気になる点(デメリット)
Polaris CUBE Built in CABLEは使い勝手の良い多機能充電器ですが実際に使っていて気づいた点もあります。
どれも大きな欠点ではありませんが、購入前に知っておくと安心です。
本体サイズと重さ
缶コーヒーサイズに収まるコンパクトな設計ながら、NovaPort TRIOと比べると一回り大きく、厚みもあります。
重量も約220gと見た目よりも少しずっしりと感じるかもしれません。


ただし、そのぶん安定して設置でき、複数デバイスをまとめて接続しても安定感があります。
軽量な直挿しタイプに比べると持ち運びの負担は増えますが、
据え置き中心で使うなら、このサイズと重さがちょうど良いバランスだと感じます。
コンセントまわりの見た目と設置スペース
Polaris CUBE Built in CABLEはACコンセントを2口備えた構造のため、
直挿しタイプの充電器に比べると見た目がやや「小型の電源タップ」に近い印象になります。
また、ケーブルが付属しているぶん、設置時にはある程度のスペースが必要です。
ただ、その分だけ設置場所の自由度が高く、抜け落ちる心配がないという安心感があります。
外観よりも使いやすさを優先した設計と考えれば、十分納得できる部分です。
Polaris CUBE Built in CABLEは、軽さや最小サイズを求める人にはやや大きく感じるかもしれません。
それでも、複数ポート・ACコンセント・安定した設置性を1台にまとめたバランスの良さは魅力です。
見た目のスマートさよりも、使う場所を選ばない安心感を重視する人に向いている多機能充電器だと思います。
まとめ
Polaris CUBE Built in CABLEは、USBポートとACコンセントを1台にまとめた多機能充電器です。
どの位置のコンセントでも使いやすく、作業環境を変えずに使える点が大きな魅力。
私の環境では机が小さく、現在は床に直置きしていますが、
それでも安定して設置でき、複数のデバイスをまとめて接続できるのが便利です。
以前は直挿しタイプの充電器を使っていましたが、
コンセントの位置や緩さによって安定しないことがあり、少し不便に感じていました。
Polaris CUBE Built in CABLEに変えてからは、安定して設置できる安心感と、用途を問わず使える柔軟さが加わり、毎日の小さなストレスが減ったように思います。
軽さや極小サイズを求める人にはやや大きく感じるかもしれません。
それでも、据え置きでも持ち出しでも扱いやすく、
“必要な機能をひとつにまとめた道具”としての完成度は高いと感じます。
環境を選ばず整う安心感。
それこそが、Polaris CUBE Built in CABLEがシンプリストの暮らしに自然となじむ理由です。

シンプリストとして日常で使っているお気に入りの道具を、
楽天ROOMにまとめています。
コメント