シンプルな暮らしを目指す中で、以前は数多く持っていたライトも手放してきました。
ただ、「すべてを無くしてしまう」のは、どうしても不安が残ります。
日常のちょっとした明かり、夜道の安全、万が一の停電。
ライトは“いつでも使える”ことが大切で、1本に無理やりまとめようとすると、どこかで不便が生まれてしまう——そんなことにも気づきました。
いろいろ試し、必要な場面をひとつずつ整理していった結果、
今の 3 本のライト構成が、自分にとってのベストに近づいたのではないかと思っています。
この記事では、私が日常でどのようにライトを使い分けているのか、
そして「シンプルさ」と「備え」のバランスをどう取っているのかをお伝えします。
結論|3本のライトは“役割が違うからこそ”残した
モノを減らす過程でライトも見直していきました。
「1本にまとめるのが正解」という考えに一度は向かいました。
しかし実際には、それぞれに“使う場面の違い”があり、完全な代用はできませんでした。
現在の3本には、明確な役割があります。
- ストリームライト 1L-1AA は、自宅での“災害対策用ライト”
信頼できる明るさと電源の柔軟さがあり、
非常時に確実に使えるよう家に置いています。 - LUMINTOP EDC01 は、外出時に“メインとして使うライト”
普段から常に持つわけではありませんが、
「ライトが必要になりそう」な場面では、このライトを準備します。
明るさ、扱いやすさ、単4電池の手軽さが揃っていて実用性が高いと感じています。 - LRI フォトン フリーダム プラス は、常に持ち歩く“最低限の明かり”
プライマリーEDCポーチに常時つけているため、
「明かりがまったくない」という状況がほぼありません。
手元の明かりなど瞬間的に必要な場面で活躍します。
この3本は役割が重なっているのではなく、
必要な場面と用途を一つずつ整理していった結果、
自然と “最小構成での3本” へと収まりました。
ライトを増やすためではなく、
日常の使いやすさと、備えとしての安心感のバランスを取ると、
今の構成が一番しっくりきています。
シンプリストとしてのライト選びの基準
ライトはスペックよりも、
“どんな場面で使うか”を考えることが大切だと感じています。
① 明るさより“使う場面”を優先する
- 夜道で足元を照らす
- 手元の作業
- 停電時の広範囲照明
用途を具体的に思い浮かべると、必要なライトは自然と絞られていきます。
② 電源の違いで“リスクを分散”する
- ストリームライト 1L-1AA → 単3 / CR123A
- EDC01 → 単4
- フォトンフリーダムプラス → コイン電池
電池が分散されていることで、
非常時に「明かりが全滅する」リスクを下げることができます。
③ “持ち歩く負担”が少ないこと
どれだけ性能が高くても、重いと持ち歩かなくなります。
常に持つもの・状況に応じて持つものを分けることで、負担のない構成を作れました。
私が残した3本と、それぞれの役割
ライトを減らした結果、用途が重ならない3本が残りました。
Streamlight(ストリームライト) 1L-1AA|自宅での“災害対策用ライト”
ストリームライト 1L-1AA は、普段持ち歩くライトではなく、
“自宅に置いておく“備えのライト”として使っています。
理由は大きく3つあります。
- 明るさが十分で、非常時にも頼れる
- 単3とCR123Aで運用できる柔軟性
- 家族の“非常時用ライト”として安心感がある
外出用ではなく、
「停電したときや災害時の一次対応」など、家の中で最も頼れる位置づけのライトです。
LUMINTOP EDC01|外出時に“メインとして使うライト”
LUMINTOP EDC01 は、普段から常に持つわけではありませんが、
「ライトが必要になりそう」な場面では、このライトを準備します。
- 必要十分な明るさ
- 単4電池の手軽さ
- 小型で持ち歩きやすい
外出時に「ライトの出番」がありそうな日は、
まずこの1本を選ぶ……そんな実用的なメインライトです。
→ LUMINTOP EDC01の使用感やスペックはこちらで詳しくまとめています
LRI Photon Freedom Plus(フォトン フリーダム プラス)|常に持ち歩く“最低限の明かり”
フォトンフリーダムプラスは、プライマリーEDCポーチに常時つけているライトです。
- 鍵穴の確認
- 夜間の足元
- ちょっとした手元作業
“ちょっとした明かり”が欲しい時にすぐ使えるため、
「明かりゼロ」の状況を避けられる安心感があります。
3本を持つことで得られたメリット
① 必要な場面で迷わなくなった
用途ごとにライトを分けたことで、
「どれを使うか・何を持つか」が自然に決まるようになりました。
② 電源が分散され、非常時に強くなった
単3、単4、コイン電池——
電源がバラけたことで、非常時にライトが一斉に使えないリスクを下げられます。
③ 日常と災害への備えが自然につながる
- 日常 → EDC01 / フォトンフリーダムプラス
- 非常時 → ストリームライト 1L-1AA
役割が分かれているので、
無理なく“フェーズフリーな備え”ができています。
④ 持ち物全体がスッキリした
持ち歩くもの・家に置くもの・常時携帯するものが整理され、
ライトの管理に迷うことがなくなりました。
まとめ|3本は“多すぎ”ではなく、最小限の最適解
ライトを1本にまとめようとした時期もありましたが、
実際の使用場面を考えていくと、1本では補えない場面が多いことに気づきました。
用途ごとに整理していく中で自然と残ったのが、この3本です。
- 災害対策のライト
- 外出時の実用ライト
- 常に携帯する最低限の明かり
たくさんライトを持っていた頃より、
この3本のほうが暮らしはシンプルで、運用もしやすくなりました。
用途が重ならず、必要な時に迷わず選べる——
そんな“最小限の最適解”として、この構成に落ち着いています。
ライトの使い分けを考えるとき、EDCポーチや日常の備え方も大きく関わってきます。
あわせてこちらの記事も読んでいただくと、全体の組み立てがよりイメージしやすいと思います。




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