シンプルを極めた一本。ZEBRA F-xMD(F-701)レビュー|金属軸ボールペンの機能美

ZEBRA F-xMDの全金属ボディ外観 愛用品レビュー
ZEBRA FxMD(F-701) アイキャッチ
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「少ないもので、満たされた暮らしを。」

そんな考え方を日々意識していると、身の回りの道具にも自然と目が向きます。

今回紹介するのは、ZEBRA(ゼブラ)の金属軸ボールペン F-xMD(F-701)

実用的で無駄がなく、それでいて使っていて心地いい。

シンプリストにふさわしい一本を、じっくりレビューしていきます。

以前販売されていたF-701はグリップの根本部分が樹脂製でしたが、

現在流通しているものは金属製に変更されており、F-xMDと変わらなくなっています。

2024年8月時点でF-xMDは約3000円、F-701は約1000円弱と3倍近く差があるので

今から入手する場合はF-701をオススメします。

F-xMD(F-701)ボールペンの特徴

  • 全金属製で頑丈
  • 低重心で筆記しやすい
  • 替芯の交換で上向きや濡れた紙でも書けるようになる
全金属製で頑丈

本体はステンレス製です。

軸は肉厚で剛性に優れています。

このボールペンは護身用に使えるくらい頑丈なため、海外で人気になったとも言われています。

クリップ部分も金属なので、プラスチック製のように折れてしまうという事も無いです。

ペン先やノック部分も含め、全金属製のため食品工場で使っている方もいるようです。

(金属探知機やX線で発見しやすい)

最近はアルコール清拭など消毒の機会も増えていますが、アルコールへの耐性もあります。

(プラスチックやゴムはアルコールで劣化します)

低重心で筆記しやすい

軸が握りやすい太さで、滑り止めのローレット加工もあり持ちやすいです。

重さは 25g となり

プラスチック製のペンと比べると重いです。

(後述する、替芯を換装しています)

しかし重心がペン先側にあるので(低重心)、安定感があり筆記しやすいです。

替芯の交換で上向きや濡れた紙でも書けるようになる

F-xMDには1.0mmのリフィル(替芯)が装着されています。1.0mm幅は太く書きにくい印象です。

海外ではアルファベットを記入するので、こちらに最適化されているのかもしれません。

(F-701は0.7mm ゼブラF-0.7芯が装着されています)

これはリフィルを 三菱 パワータンク SJP-7 0.7芯 に交換する事で解決できます。

三菱 パワータンク SJP-7

パワータンクは専用インクを圧縮空気で常に加圧している加圧式のボールペンです。

そのため、上向きや濡れた紙でも筆記でき、書き心地も滑らかで使い勝手が良くなります。

F-xMD(F-701)に無加工で交換できます。

付属のものより芯先1mmほど長く出ますが、

ちゃんと収納されて筆記に問題ありません。

まとめ:ZEBRA F-xMD(F-701)はこんな人におすすめ

ZEBRA F-xMD(F-701)は、見た目の派手さや多機能を求めるボールペンではありません。

ですが、その質実剛健な造りと、無駄を省いたシンプルな美しさは、次のような方にしっくりくる一本です。

毎日使う文房具を見直したいと感じている方
何気なく使っているペンを、もっとしっかり選びたい。そう思ったとき、F-xMD(F-701)は「道具としての良さ」を実感させてくれます。

安価な消耗品から卒業したい方
頻繁に買い替えるのではなく、ひとつのペンを長く使いたい。F-xMD(F-701)は金属製で壊れにくく、丁寧に扱えば長年付き合える相棒になります。

シンプルで美しいデザインを求める方
無駄な装飾のないスタイル。飾り気はないけれど、静かな存在感が魅力です。文具においても“足るを知る”という感覚を大切にしたい方にぴったり。

持ち物の統一感を大切にしたいミニマリスト・シンプリストの方
鞄の中やデスクの上、どこに置いても自然になじみます。無印良品やなどのアイテムと調和する点も◎

F-xMD(F-701)は、豪華な見た目や流行りの機能とは無縁ですが、持つ意味のある一本です。

少ないもので満たされた生活を目指す中で、このペンが日々の思考や記録を支えてくれることに、きっと気づくはずです。

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