NITECORE NWS10 レビュー|持ち歩く楽しさがある、チタン製ホイッスルの魅力

NITECORE NWS10 チタン製ホイッスル アイキャッチ 防災と備え
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かつて、チタン素材のアイテムを集めていたことがありました。

フラッシュライトやポケットツール、お箸──そんなコレクションの中に、ひときわ印象的だったのがNITECOREのチタン製ホイッスル「NWS10」です。

金属らしい鈍い光沢とシンプルな造形に惹かれ、当初は趣味の一環として手に入れました。
ただ、ちょうどその頃に熊本地震が発生し、防災意識の高まりもあって「備え」の意味合いも強くなりました。

それから約8年。使う機会こそ一度もなかったものの、気づけば毎日持ち歩いている──
そんな“いちばん付き合いが長い防災ギア”となったこのホイッスルを、あらためて紹介します。

NITECORE NWS10の特徴

TC4チタン合金製で、壊れにくく錆びにくい

本体素材には、TC4チタン合金(チタン×アルミ×バナジウム)が採用されています。
この合金は、鉄の約2倍の強度を持ち、さらに錆びにくく、海水にも耐える高い耐食性
が特徴です。

「いざという時に壊れて使えなかった…」という心配がなく、安心して持ち歩けます。

NITECORE NWS10ホイッスルの全体写真。チタン素材のマットな質感が特徴

チタンらしい鈍い光沢とミニマルなデザインも魅力で、キーホルダーにも馴染みやすいルックスです。

500円玉2枚分のサイズ感。わずか5gで携帯性抜群

サイズは 52×7×7mm、重さはわずか 5g
鍵やツールと一緒に持っていても邪魔にならず、ポケットに入れていても存在を忘れるほど軽いです。

NWS10ホイッスルと500円玉2枚を並べて長さを比較。ちょうど同じ長さ

500円玉(直径26.5mm)を2枚並べた長さと

ほぼ同じで、携行しやすいサイズ感です。

最大120デシベル。高音がしっかり響く

これだけコンパクトながら、最大音量は120デシベルというパワフルな出力。
小さな力でも高音域が出やすく、周囲の騒音に埋もれずに広範囲へ存在を伝えることが可能です。

建物内での救助要請・災害時の合図などにも十分対応できる性能があります。

普段はEDCポーチの外側に、小型のミニライトと一緒に吊り下げて携帯しています。どちらも軽くてコンパクトなので、気軽に持ち歩けて頼れる存在です。

気になったところと注意点

携帯性を重視した分、使い方にはややクセもあります。

  • 内部に玉がない(ピー音タイプ)ため、水に濡れても使用可能
  • その反面、強く吹かないと音量が出にくいと感じることもあります

また、個体差によってはホイッスル内部の樹脂製パーツが外れる場合があるようです。

NWS10ホイッスル内部パーツが緩み、接着剤で固定した写真

私の手元の個体でも緩みがあり、接着剤で固定して補修しました。
音が鳴らなくなった場合は、分解して確認してみるとよいかもしれません。

まとめ|“使わないで済む”ことを願って、でも常にそばに

NITECORE NWS10は、スタイリッシュなチタン製ホイッスルでありながら、しっかりとした防災性能も備えています。

使う機会がないことがいちばんですが、
いざという時の備えとして、普段からキーホルダーに付けておけるデザインは大きな魅力です。

「趣味の延長で備える」という選択肢としても、とても良いアイテムだと感じています。

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普段からこのホイッスルと一緒に持ち歩いている愛用品についても、別記事で紹介しています。

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