※ご注意
本記事で紹介している「オークリー フラックベータ」は現在、新品販売が終了しています。中古品や一部ショップでの在庫販売はあるかもしれませんが、この記事は私がカスタムして長年愛用してきた記録とレビューになります。
はじめに
私は幼少期から視力が低く、学生時代は常にメガネが手放せませんでした。
しかし31歳のときにレーシック手術を受け、メガネなしで生活できるようになりました。
それから数年後、紫外線が目に与える影響を意識し始め、サングラスに興味を持つように。調べるうちに出会ったのが、機能性とデザイン性を兼ね備えたオークリーです。
その中で最も長く愛用しているのが、今回紹介する 「オークリー フラックベータ(アジアンフィット)」 です。私のモデルはポリッシュドブラックのフレームにグレーレンズとなります。
カスタムを決意した理由
購入当初は完全にサングラス仕様でした。スポーティなデザインは気に入っていたものの、日常使いには少し派手に感じる場面もありました。
そこで「クリアレンズへの交換」と「フレームのセラコート加工」を行い、普段の服装にも合わせやすい仕様へとカスタムしました。

クリアレンズへの交換
当初はAmazonで販売されているクリアレンズを検討しましたが、スポーツ感が強く残るのが気になり、眼鏡店でオーダーすることに。お願いしたのは「れんず屋」さんです。
選んだのは Kodak タフネックススポーツ という耐衝撃性に優れたレンズ。
フラックベータはフレームにある爪でレンズを固定する構造のため、レンズ強度が不足すると爪が折れる恐れがあります。強度の高いレンズを選ぶことで安心して使用できます。

さらに玉型変更も実施。レンズ下部のラインをフレームと平行にすることで、より落ち着いた印象に仕上げました。これにより、普段着にも合わせやすくなりました。

レンズ交換で普段使いがしやすくなったフラックベータですが、もうひとつ大きなカスタムを施しました。
セラコートによるフレームコーティング
サングラスを調べる中で、サバイバルゲームや軍用で使われるモデルに施されている「セラコート」に興味を持ちました。
セラコートは米軍でも銃器のコーティングに採用されるほど、耐摩耗性・耐衝撃性・耐熱性・溶剤耐性に優れたコーティング材です。
長く愛用するために耐久性を高めたいという思いから、この加工を選択。
色は「ミッドナイトブルー」を採用し、光の加減でブルーが浮かび上がる控えめなカラーにしました。

長期使用レビュー
レンズ交換とセラコート加工を行ったのは2017年頃です。それから休日用として約8年使い続けています。休みの日にしか掛けないということもありますが、耐久性や質感は今も健在です。
カスタム後は見た目が落ち着き、普段着にも馴染むため、外出時につい手に取ってしまう存在になりました。
シンプリスト視点での魅力
かつては複数のサングラスやメガネを所有していましたが、今は休日用はこのカスタム・フラックベータと、晴天時の車の運転用サングラスの2本だけ。
用途を明確に分けたことで、余分なアイウェアを手放すことができ、収納も気持ちもスッキリしました。シンプルな暮らしを目指すうえで、大きな満足感を得られています。
まとめ
- 購入当初はスポーティなサングラス仕様
- クリアレンズ交換+玉型変更で普段使いしやすく
- セラコート加工で耐久性と質感を向上
- 約8年間愛用中でも劣化は少なく、休日用アイウェアとして定着
カスタムにより、スポーツサングラスから普段使いできるアイウェアへと生まれ変わったオークリー フラックベータ。長く付き合える相棒として、これからも大切に使い続けたいです。
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