これまでUQモバイルの「ミニミニプラン」を月額約1,500円で利用していましたが、
指定プロバイダやauでんきの契約が必要で、他社サービスへの乗り換えが難しい状況でした。
そこで、もっと自由に使える回線を求め、以前から検討していた楽天モバイルへの乗り換えを決意。
ただし楽天モバイルには都市部・屋内での電波の弱さや、楽天リンク利用時の“非通知発信”という懸念もありました。
そこで通話用としてpovoも併用し、2回線運用を試してみることにしました。
povoを契約してみて
「非通知着信」は詐欺の増加もあって相手に警戒されがちなので、MNPで現在の電話番号をpovoに移行しました。
契約はウェブまたはアプリで完了し、私はeSIM契約を選んだおかげで、SIM到着を待たず即日切り替えが可能でした
9:30〜20:00まで受付、以降は翌日開通なので注意が必要です
povoは基本料金0円で、必要なサービスを「トッピング」で追加する料金体系。
私は「5分以内かけ放題(550円)」だけを付けています。
トッピングなしでも128kbpsの低速通信でメールやLINE程度は使えますが、動画視聴には厳しい速度です。
楽天モバイルを契約してみて
私のメイン回線は楽天モバイルにしました。
新規契約ながら、楽天銀行や楽天証券の本人確認済み情報が活用できたため、免許証の再撮影などが不要でスムーズでした。
楽天モバイルはデータ3GBまで税込1,078円。
楽天ポイント支払いも可能で、私は楽天市場の買い物やカード利用でポイントが貯まる「楽天経済圏」にいるため、実質的な現金支出が少ない状態です。
キャンペーン無しでも楽天市場ではポイント4倍になる点も魅力です。
実際に使ってみた結果
私が暮らす田舎エリアでは、楽天モバイルのデータ通信も安定していて速度も十分でした。
自宅ではWi‑Fi、外出中も動画視聴をしないため、3GBで十分足りています。
また、楽天リンク(Rakuten Link)を使えば国内通話がかけ放題になりますが、ここで一つ気をつけたいのが発信時の「非通知問題」です。
楽天リンクはデータ通信(VoIP)で通話を行うため、楽天モバイルの回線ではなくWi-Fiなどを使って発信すると、相手に「非通知」として表示されてしまいます。
私が特に戸惑ったのは、電話帳に私の番号を登録している親や知人に対しても、非通知として表示されたことです。
相手が名前を登録していても「非通知」と出てしまうため、「誰からか分からず出なかった」と言われることもありました。
この経験から、私は以下のように使い分けるようにしています:
- 家族や友人など、確実に名乗って通話したい相手にはpovoから発信
- お店の予約や一時的なやり取りには楽天リンクを使用
このように、用途によって回線を使い分けることで、非通知問題を回避しながら通話料も抑えることができます。
通信費は楽天モバイル(1,078円)+povo(550円)で合計1,628円ですが、楽天モバイルはポイント支払いにしているため、実質の出費はpovoの550円のみ。全体として出費が減り、通信障害時などの備えができた安心感も得られました。
通話だけ使いたい方や、ガラホを使っているご家族の回線見直しには、povo単体での運用もおすすめです。
→ auのガラホをpovoで使う方法と注意点を解説した体験記事はこちら
まとめ
乗り換えにあたって手続きの面倒さや通信品質に不安がありましたが、
実際に試してみるとスムーズに移行でき、以前と変わらず快適に使えています。
通信費を抑えたいと思っている方には、見直しの価値アリです
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