スマートフォンやワイヤレスイヤホン、ノートPCまで。日常的に使うデバイスを快適に使うためには、急速充電に対応したUSB充電器が欠かせません。
私自身も、PD対応の充電器を使い始めてから「もう普通の充電器には戻れない」と感じるほど便利さを実感しました。
ただ、以前使っていたモデルはサイズが大きく、2口コンセントの片方をふさいでしまうのが悩みどころ。仕方なく電源タップを使っていましたが、見た目もごちゃつき、ホコリが溜まるのも気になっていました。
そんなときに出会ったのが、CIO NovaPort TRIO。
コンパクトながら3ポート搭載で、スマホもイヤホンもノートPCもまとめて急速充電できるGaN充電器です。導入してからはデスク周りがすっきりし、持ち運びもラクになりました。
今回は、シンプルな暮らしに欠かせない存在となった「CIO NovaPort TRIO」をレビューしていきます。
NovaPort TRIOの特徴
CIO NovaPort TRIOは、最大65W出力に対応したGaN(窒化ガリウム)採用の急速充電器です。ノートPCからスマートフォン、ワイヤレスイヤホンまで、幅広いデバイスをこれ1台で充電できます。
主な仕様
- サイズ: 約59 × 43 × 28mm
- 重さ: 約96g
- 出力: 最大65W(USB-C単ポート使用時)
- ポート数: USB-C×2、USB-A×1
- 対応規格: USB PD(Power Delivery)、Quick Charge 4+、PPSほか
- カラー: ブラック / ホワイト
コンパクトながら3ポートを搭載しているため、スマホとイヤホン、ノートPCなどを同時に充電できるのが特徴です。


CIO NovaPort TRIOを使って感じたメリット
1. コンパクトで持ち運びやすい
GaN(窒化ガリウム)採用のおかげでサイズが小さく、旅行や出張にも気軽に持ち運べます。ホテルのコンセントに挿しても場所を取らず、荷物を減らしたい人にぴったりです。
2. 複数デバイスを同時に充電できる
当時は私がAndroid(USB-C)、妻はiPhone(Lightning-USB-A)を使っていましたが、USB-C×2ポートとUSB-A×1ポートがあるため同時に充電可能でした。家族やパートナーとシェアして使えるのはとても便利です。
3. 急速充電で時間を節約できる
USB PD対応により、スマートフォンやノートPCを短時間で効率的に充電できます。特に旅行先や外出先では「寝ている間にしっかり充電できる」安心感がありました。
CIO NovaPort TRIOを使って感じたデメリット
1. USB-Aポートが1つだけ
当時の私の環境では、デスクライトやエネループ充電器(microUSB)などUSB-A機器を複数使うシーンがありました。しかし、NovaPort TRIOはUSB-Aポートが1つだけなので、同時に使えず不便に感じることもありました。
2. 使用環境の変化に対応しづらい
USB-Cが主流になってきているとはいえ、まだUSB-A機器を複数使う人にとっては物足りない構成かもしれません。環境が完全にUSB-C中心に移行している人向けと言えるでしょう。

後継モデルとの比較|なぜ手放したのか?
CIO NovaPort TRIOを手放した理由
CIO NovaPort TRIOはコンパクトで高出力な点が魅力でしたが、借家のコンセントが緩く直挿しタイプでは安定せず、すぐに抜けてしまう問題がありました。
またUSB-Aポートが1つしかないため、デスクライトやエネループ充電器など複数のUSB-A機器を同時に使えず、不便を感じることもありました。
CIO Polaris CUBE Built in CABLEを選んだ理由
その後に選んだのが CIO Polaris CUBE Built in CABLE です。
このモデルは 収納式の電源ケーブル により、緩いコンセントでもしっかり差し込め、安定して使えます。さらにコンセント差込口が2つあり、USB-A充電器を追加して利用できる点も魅力でした。
サイズ・重量はNovaPort TRIOより増していますが、普段は自宅で使うことが多いため不便には感じません。むしろ性能を考えれば十分コンパクトで、持ち運びにも支障がないと感じています。
結果として、
- NovaPort TRIO:直挿しが安定する環境で、シンプルに複数デバイスを充電したい人向け
- Polaris CUBE:緩いコンセント環境やUSB-A機器も併用したい人、多少サイズが大きくても安定性と機能を重視する人向け
という住み分けができると感じています。
まとめ|CIO NovaPort TRIOはこんな人におすすめ
CIO NovaPort TRIOは、超小型ながら65W出力に対応した急速充電器です。
スマホからノートPCまで1台でカバーでき、3ポート搭載で同時充電も可能。旅行や外出先でも活躍してくれます。
直挿しタイプのため差込口が緩い環境では安定しにくく、USB-Aポートも1つしかない点は人を選ぶかもしれません。私自身はこの理由から CIO Polaris CUBE Built in CABLE に移行しましたが、USB-C中心の環境でとにかくコンパクトにまとめたい人には今でもおすすめできるモデルです。
▼ 現在は後継モデルの CIO NovaPort TRIO II が販売されています。
より安定した使い勝手を求める方は、こちらを検討するのがおすすめです。

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