購入してから一度も洗濯をしていなかったモンベルのU.L.ストレッチ ウインドジャケット。さすがにそろそろ洗おうと思い立ち、どうせ洗うなら撥水処理もまとめて済ませておくことにしました。
今回使ったのは、ニクワックスのテックウォッシュとTX.ダイレクト(洗濯用)です。実際に使ってみた手順と、洗濯前後の撥水テストの様子をまとめます。
結論:洗濯のついでに撥水処理まで済ませられる
先に結論をお伝えすると、テックウォッシュで洗ってTX.ダイレクトを入れてもう一度回すだけで、撥水は戻りました。特別な道具も熱処理も必要なく、洗濯のついでに済ませられます。購入から時間が経ったウェアでも、まだ撥水が残っているうちに処理しておけば、気軽に袖を通せる状態を保てます。
なぜ今回はニクワックスを選んだか
以前、パタゴニアのボルダー・フォーク・レインジャケットを使っていました。グレーの色味がシミを目立たせやすく、専門業者でのシミ抜きに1万円近くかかってしまったことがあり、汚さないよう気を遣い続けることが負担になって手放した経験があります。
実はそのとき、撥水剤としてSTORMを購入していました。しかし施工する前にジャケット自体を手放してしまい、STORMは使う機会を失った状態になりました。その後、次のアウターとして選んだECWCSパーカーには、新品のうちに手元にあったSTORMで撥水加工をしています。
撥水加工をしておくと、汚れがつきにくくなり、気を張らずに袖を通せます。今回のU.L.ストレッチ ウインドジャケットは購入から時間が経ってしまいましたが、洗濯のタイミングで同じように撥水処理もしておくことにしました。
使うのはニクワックスです。理由は、スポーツ用品店やアウトドアショップで店頭在庫がある店が多く、入手しやすいと感じているためです。撥水性能そのものは、数値化しない限り体感で大きな差を感じるものではないと思うので、続けやすさを優先しました。
もともとこのジャケットは、気を遣わずに使える一着として選んだものです。手入れも気軽に続けられる方法を選びたいと考えました。
用意したもの
- モンベル U.L.ストレッチ ウインドジャケット
- ニクワックス テックウォッシュ(300ml)
- ニクワックス TX.ダイレクト 洗濯用(300ml)
洗濯前の撥水テスト
一度も洗濯していない状態でどれくらい撥水するか、スプーン半分ほどの水を垂らして確認しました。

思ったよりも水を弾いており、購入時の撥水加工がまだ残っている印象でした。この状態を基準に、施工後との違いを比較します。
テックウォッシュで洗濯
洗濯機の投入口に、テックウォッシュをキャップ3杯(約150ml)入れました。キャップの縁まで、こぼれない程度にいっぱい入れて1杯と数えています。今回は仕事で着ている薄手のパーカーも一緒に洗っています。

柔軟剤は使わず、標準コースで洗濯しました。
TX.ダイレクトで撥水処理
TX.ダイレクトは300mlを1本使い切ります。

量が多く洗濯機の投入口には入りきらないため、水を張った洗濯槽に直接入れました。ボトルには衣類の重さごとの使用量の記載はなく、「標準モードで洗濯」とだけ書かれています。
液体は白色で、投入直後は泡立っていて分かりづらいものの、水が白くなっているのが確認できました。

ジャケットとパーカーの2着をまとめて処理しています。
1本で1着だけ処理するのはもったいないと感じていたので、洗濯表示で問題のない衣類をまとめて処理できるのはありがたいところです。
乾燥
脱水すると撥水成分が落ちるという話を聞いたことがあり、当初は脱水せずに陰干しするつもりでした。ただし、手元のボトルには脱水についての具体的な記載はありませんでした。
自然乾燥だけでは乾きが遅く、水滴も垂れ続けたため、1分ほど軽く脱水しました。水滴が出なくなった時点で、浴室で陰干しに切り替えています。

撥水処理後の撥水テスト
乾燥後、洗濯前と同じジッパー横のあたりに、スプーン半分の水を垂らしました。

洗濯前もある程度水を弾いていたため、写真では変化が分かりづらいかもしれません。ただ、処理後は水滴がより丸くまとまり、ジャケットを傾けるとコロコロと転がり落ちていきます。実際に水を垂らしてみると、弾き方の違いははっきり感じられました。
まとめ
購入から一度も洗っていなかったモンベルのU.L.ストレッチ ウインドジャケットを、ニクワックスのテックウォッシュとTX.ダイレクトで洗濯・撥水処理しました。
作業は、テックウォッシュで洗濯したあと、TX.ダイレクトを入れてもう一度洗濯機を回し、陰干しするだけです。洗濯前の時点でも撥水は残っていましたが、処理後は水滴がより丸くなり、転がり落ちるようになりました。
なお、TX.ダイレクトはゴアテックスなどの透湿防水生地に使う撥水剤です。U.L.ストレッチ ウインドジャケットは防水素材ではありませんが、今回は問題なく撥水が戻りました。
TX.ダイレクトは1本で2着まとめて処理できたので、1着だけのためにボトルを使い切るもったいなさも感じずに済みました。スポーツ用品店などで手に入りやすく、思い立ったときに始められるのも、続けやすいポイントだと感じています。
汚れや水を気にせず、気軽に袖を通せる状態をこれからも保っていきたいと思います。
ジャケット本体の使い心地やサイズ感は、レビュー記事で紹介しています。
→モンベル U.L.ストレッチ ウインドジャケット レビュー|108gで日常に馴染む軽快アウター
STORMでECWCSパーカーに撥水加工したときの記録もあわせてどうぞ。
→STORMで撥水加工をしてみた|新品アウターのお手入れレポート
以前使っていたレインジャケットの使用感と、手放した経緯は以下の記事にまとめています。
→パタゴニア ボルダーフォーク レインジャケット レビュー|3シーズン使って満足していたのに手放した理由
参考リンク
正規代理店エバニューによる解説ページです。手洗いでの手順を中心に、洗濯機を使う場合の使用量も紹介されています。

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